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直方石炭記念館の混雑具合は?実際行ってわかった見どころと感想を紹介!

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こんにちは!

福岡県直方市に生まれてから、40年以上住んでいるKAWASUJIです!

福岡には「筑豊炭田」と言われる日本有数の炭鉱があって、今は閉山しているのですが、それを後世に伝えるための「直方石炭記念館」という記念館があります。

ただ、

「直方の出身だけど、直方石炭記念館には行ったことがないな...」
「実際どんなところなんだろう?」

と思っている方も、結構多いんじゃないかと思います。

何を隠そう、僕自身も40年以上直方にいるのに、これまで一度も行ったことがありませんでした。笑

そんな背景もあり、実際に直方石炭記念館に行ってみることにしました!

そこで今回は、

・直方石炭記念館の基本情報(混雑具合など)
・直方石炭記念館の見どころと感想

について書いていきます。

実際に僕が直方石炭記念館に足を運び、その経験から記事を書きましたので、ぜひこの記念館が気になっている方は参考にしてみてください!

直方石炭記念館の基本情報

まずは直方石炭記念館についてアクセスや休館日・入館料などの基本情報を書いておきます。

実際に行ったからこそわかる情報も書いておきますのでこの記事を読んだ後にいざ行きたくなった際にはぜひご参考に!!

それでは1つ1つ見ていきましょう。

アクセス

JR福北ゆたか線直方駅より南方向へ徒歩18分

駅西口を出てから南方向へ歩いていくと歩道橋が見えてきます。

ついでに『石炭記念館』への方向案内板も見えてきます。

その歩道橋を渡って案内板に従って西方向へ4~5分歩きます。

すると、右手に球場、左手に記念館への入り口が見えてきます。

残念ながらバス等の移動手段がないのですが、頑張って歩いて下さい!

 

開館時間と休館日および電話番号

開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始(12月29日から1月3日)

電話番号:0949-25-2243

 

入館料

一般100円(60円) 大学生・高校生50円(30円)

( )は20名以上の団体料金

中学生以下および障がい者の方は入館無料

土曜日は、高校生は入館無料

入館の際に証明できるもの(生徒手帳・障がい者手帳等)をご掲示のこと

ちなみに年間パスポートも存在し、200円です!

 

混雑具合

先日午後に実際に入館したのですが、午前中は団体客が1組のみ。

午後からは親子連れとボクの2組でした。

なので、館長自ら成立ちから施設等詳しく説明してくださいました。

時折ユーモアを交えながらなので必見ですよ!!

比較的静かなのでかなりゆっくりと見て頂けるかと思いますよ!!

直方石炭記念館の見どころを感想とともに紹介!

ここからは、直方石炭記念館に実際に足を運んできた経験から、感想とともに、記念館の見どころを紹介していきますね。

記念館は、大きく分けて本館と別館がありますので、それらの見どころについて見ていきましょう!

本館の見どころ

 

実は本館そのものが見どころでもあります。

本館は明治43年8月、炭鉱経営者で組織された筑豊石炭鉱業組合直方会議所として建てられたもので現在は直方市の文化財に指定されています。

保全のためにまめに補修されていて、当時のままの原型を留めているので歴史を感じます。

一見の価値ありです!!!

 

中には炭鉱災害時、救護隊員が実際に装備していた当時の酸素呼吸器(ドレーガー式救命器)等が展示されています。

当時の最新式で歴史的に貴重な資料で学術機関へよく貸し出しもされているようです!

 

特に注目すべきはこちら!!

よく京都や鎌倉などで観光用に走っている人力車。

この人力車の開発者の一人、『和泉要助』氏。

驚いたことに、直方市中泉の出身だったんです!!!

別館の見どころ

まずはここで入館手続きを行いましょう!

一階には日本最大級の石炭塊や模擬採炭切り羽の模型等があります。

そして、二階には世界記憶遺産に登録されている『山本作兵衛』氏の炭鉱記録画が8点展示されています。

著作権の関係で写真におさめることができませんでした。

炭鉱夫の過酷な労働風景や日常風景が活き活きと表現されています!

気になる方はぜひ足を運んで実際にご覧ください。

世界遺産が入場料100円で見られるなんてすごくお得ですよ!!!

 

その他の見どころ

本館・別館の裏にある救護練習坑道です。

救護隊員の養成訓練・隊員の練習指導のための施設です。

特に写真手前の部分は明治45年に建設された木造の煙室兼練習室で我が国最古の救護練習模擬坑道に位置付けられています。

現在でも世界各地に炭坑があって事故が起きています。

ここをはじめ日本で培われた救護や保安の技術が活かされているそうです。

そういう話を聞くと先人の姿勢に敬意を表しますし、直方がふるさとであることを誇らしく思いますね!!

まとめ

これまで石炭記念館があることは知ってはいましたが全く関心がありませんでした。

今回、実際に訪れてみましたが平日なこともありゆっくりと観覧できました。

館長さん自ら案内して下さり説明が詳しくてすごく関心が持てました。

山本作兵衛氏の記録画からは当時の炭抗夫の生活ぶり・労働ぶりがわかりとても感慨深いものをおぼえました。

人力車の開発者の一人が中泉の出身だと知りびっくりもしました。

他にも色々な資料があり、世界の列強諸国に並ぼう・勝とうとする先人たちに思いをはせることができとても有意義な時間を過ごすことができました。

 

直方にお立ち寄りの際はぜひ『石炭記念館』に足を運んでくださいね!!

 

以上、KAWASUJIでした!!!

 

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